BPOとは一体何?活用方法を知り、企業成長・生産性UPに役立てよう!

働き方改革や生産年齢人口の減少に伴い、業務効率化・長時間労働の是正など、様々な改革に取り組む企業も増えてきました。なかでも制度を変更せずに業務効率化のできるBPOに注目する企業も多く、サービスを提供する業者も増加しています。

「BPOという言葉は聞いたことがあるけれど、どんなメリットがあるのか」「よくわからないけれど、今さら人に聞けない」という悩みを抱えている人のために、BPOとは?というそもそもの意味や、BPOの種類・活用方法をまとめてご紹介します。
人手不足になる今後に備えて、ぜひ今から導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

■BPOとは

BPOとは(Business Process Outsourcing ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の頭文字をとった言葉。その名の通り、業務プロセスの一部を企画段階から業者にアウトソースすることを指します。企画段階から実施まですべてを担当してもらうため、アウトソースする一部にまったく人材がいらなくなります。
以前からアウトソーシング自体はありましたが、上流工程から他社にアウトソースするというのが従来のアウトソーシングとの違いです。

 

■人手不足でBPO市場が拡大する可能性も

社内で行うよりも専門業者に委託する方が、コストも削減できてクオリティも上がる可能性が高いため、利用する企業が増えてきています。

 

引用:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)(PDF)」http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_gaiyou.pdf
「図1-3 年齢3区分別人口の推移」から引用

 

上記のデータを見てもわかるように、今後さらに生産年齢人口が減り続けることが予想されています。この傾向を考慮し、企業はコア業務に集中し、他はアウトソースをするという考え方を持つのは自然といえるでしょう。これらの状況を見れば、BPO市場が成長していくことは容易に想像できます。

 

■BPOを導入する業種や業務は?

 

では、BPOを導入している業種や業務にはどのようなものがあるのでしょうか。主な業務領域は営業・SI・コンサル・人材・管理部門(総務・経理・受発注・印刷業務など)・コールセンター(営業行為があるもの・ヘルプデスクなどの受信専門など含む)・事務代行など。

直接売上を立てる部門でいうと、営業やコールセンターの発信(営業)業務。それ以外は間接業務と呼ばれる、その作業単体で売上は立たないけれども作業人員が比較的割かれる業務などがあります。

 

◯BPOに向く業種とは?

領域が多岐に渡るため、「BPOに向く業種があるのか?」という疑問を持つ人も多いでしょうが、あらゆる業種で活用できるため、特にこの業種が多いという特徴はありません。

BtoCの仕事を行っているメーカーなどの企業であれば、コールセンター業務が多くなるため、アウトソースしている企業が多いかもしれません。あるいはさまざまな商材を扱っており新サービスを積極的に展開しているIT・Web系企業などは、その商材の反響を見るために導入するということもあるでしょう。

先程のBPOが対応している領域を見れば、どの企業でも起こりうる業務が非常に多いため、どの業種でも利用できるサービスであることがわかります。

 

■BPO導入の進め方

BPO導入は企画段階からアウトソースできるため、どのような業種でも進めていける特徴をおわかりいただけたのではないでしょうか。では実際にそれぞれの業界で導入する際、どのような形で導入しているのかいくつかの業種を例に挙げてご紹介していきます。

 

◯大手企業に対する営業BPOの場合

業界大手の美容情報サイトが新規獲得のセールスを行うプロジェクトでBPOを導入したケース。早期プロジェクト立上げとスーパーバイザーを中心とした高速PDCAを回し、生産性向上を実現。エリア拡販や事業スケールに貢献し、プロジェクトを成功に導くという結果を生みました。

日本初上陸の新決済システムのテストマーケティングで、BPOを導入したケース。営業キャラバン部隊を立上げ、主要テストエリアで営業を展開。ターゲット選定及びローラー営業(飛び込みでエリア全体に対して営業をかける手法)で短期間での導入目標件数を達成しました。

 

◯中小企業に対する営業BPOの場合

広告制作・Web制作会社など、「もともと営業がおらず、新たに営業を始めたいがノウハウを持った人がいない」場合。他にも、業種問わず営業を強化したい、新たなサービスの拡販に力を入れたいという中小企業から依頼されるケースも多いです。

新たに採用をするとなっても時間がかかってしまい、目標となる期日までに営業ができないこともありますし、何名も正社員を抱えるとなると会社の人件費負担も大きくなるため、BPOが一番有効な手段という結論に至ります。
しかも、企画段階から専門家に依頼することができるため、教育コストもかからず拡販ノウハウ・受注などの目的を達成することが可能です。

導入する際はまず「今、どのような課題があり、どう解決したいのか」を共有し、行ってほしい業務をリストアップしましょう。そしてフィードバックの要・不要などを決定していきます。もちろん決まっていなくても相談から始めることも可能です。

 

一見大手しか利用していないように思えるBPOですが、中小企業こそ人件費をかけずに業務を行いたいと感じるシーンは多いはず。お悩みがあるようであれば、中小~大手企業まで幅広い実績と営業ノウハウを持つスタッフを抱えた、デルタソリューションズへまずはご相談ください。

 

業務効率化に悩んでいる・BPOを検討している企業様は、

お気軽に一度弊社にお問い合わせくださいませ。

 

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